北島町ターゲットバードゴルフ協会 競技規則
2024年4月13日施行
北島町ターゲット・バードゴルフ (TBG) 競技規則
北島町TBG協会 |
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目 次 項目 ページ はじめに ・・・・・・・・・・・・・ 1 1.エチケッ トとマナー ・・・・・・・・・・・・ 1 2.コース ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1~2 認定常設コース、仮設コース 3.用具 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2~3 (1)ボール (2)クラブ (3)ショットマット、ウインドストッパー (4)ホール 4.競技方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3~5 (1)人数 (2)競技の種類 (3)進め方 5.競技規則 ・・・・・・・・・・・・・・・ 5~8 (1)ストローク (2)バンカー (3)池 (4)アウト・オブ・バウンズ(OB)とボールの処置 (5)プレース (6)リプレース (7)ホールイン (8)ホールアウト (9)誤球と誤記 (10)ティーショットの位置 (11)ホールの間違い (12)競技終了 6.ドッグレッグホールのローカルルール ・・・・ 9 7.ターゲット・バードゴルフ競技規則による罰打 失格一覧表 ・・ 10 8.コース管理基準 ・・・・・・・・・・ 11 9.附則 ・・・・・・・・・・・・・・ 11
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は じ め に 本規則は日本ターゲット・バードゴルフ(以下TBGという)協会競技規則を基本として、北島町ターゲット・バードゴルフ 協会のローカルルールを加えて作成したものである。 また競技規則の改定があったときには速やかに会員に公開し 周知徹底をしなければならない。
1. エ チ ケ ッ ト と マ ナ ー エチケットとマナーを第一に記載するのは、あらゆるスポーツにおいて重要視されているものであり、TBGでは次の ことを守って気持ちよく、楽しくプレーしましょう。 (1) 同伴競技者と気持ちよく、楽しくプレーすることを心掛ける。 (2) ストロークを行う前に、クラブが当たる可能性のある所に、人がいないことを確認しなければならない。 (3) ストロークを行うときには、他の者は動いたり、話をしたりしてはならない。また、ティーインググランドには、 ティーショットする者以外は立ち入らない。 (4) 前の組のプレーヤーがボールの届く範囲外に進むまで、プレーしてはならない。 (5) ホールアウト後ホールエリア内でスコアの確認・記入をしてはならない。 (6) 使用するボールに印(マジックのみ)を付けておくと良い。各自のボールを色によって確認しておく。 (7) 自分を有利にする行為はしない。 (8) 全員がホールアウト後、ボールを拾い上げることができる。ボールを拾い上げる時は、自分のボールは自分で拾い 上げること。 (9) 同伴競技者全員のショットが終わるまで前に出てはならない。 (10) ジャッジは、セルフジャッジが基本であるが、異義があるとき同伴者の同意を得るか競技委員の裁定を仰ぐ。 (11) ホールエリア内を含め、遠いボールの人からプレーするが、ホールエリアを含め、プレーをしない同伴競技者は ショットマットを先に置いてはならない。 (12) グリップに磁石を取り付けボールを拾っても良いがアドバンテージホールのボールを取ってはならない。 手で取ること。 2. コ ー ス
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*北島町ターゲット・バードゴルフ協会の場合は、仮設コースの適用をうける。
3. 用 具 改造ボール、改造クラブ、改造ショットマットの使用は競技失格とする。 (1) ボール(図1) ボールは、ゴルフボール(球部)のようなものにバトミントンに似た羽根がついたものをボールという。 合成樹脂製で、ボールと羽のジョイントには、ビスを用いる。 全長105mm、ボールの直径約40mm、 羽根の直径約73mm以下、重量30g以下とする。羽根は飛距離を抑える働きをし、羽根に付いたヒレは 方向性の安定と転がりを抑制している。 ルールにおいてはボールの特殊性により、球部と羽根を区別することがある。ボールの改造は認められない。 (図 1)
(2) クラブ TBGクラブ、又は一般ゴルフ用ウェッジクラブ1本のみを用いる。クラブの改造は認められない。
(3) ショットマット、ウィンドストッパー(図2) ① ゴルフ練習用ショットマットを使用するが、ショットマット全体の厚みは一定で2.5cm以下でなければならない。 競技会においては、センターに白線が入っているものを使用しなければならない。 ② ショットマットを使用する時は、地面に平らに置かなければならないし、マットの裏側を使用してはならない。 ③ ショットマットを改造してはならない(曲げたり、裏面に貼り物をしてはならない)危険のない紐などの把手は ショットに影響のない所に付けても良い。 ④ ストッパーは認められた物を使用することができる。 <2> |
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(図 2) ①ショットマットのサイズ ②ストッパーの例
(4) ホール(図3) 上部のホールをアドバンテージホール、下部のホールをセカンドホールと呼ぶ。アドバンテージホールは、パラソル (傘)を逆さに立てた形で、ステンレス枠にネットを張った固定式と傘のようにたためる折りたたみ式がある。 セカンドホールは、合成樹脂製のフープを使用する。直径はアドバンテージホールが約110cm、セカンドホールは 約86cmとする。 アドバンテージホールは、差込棒を地面に打ち込んで使用する。打ち込めない場合は自立式のホール台座を使用する。 傾斜地では、地面よりアドバンテージホールのネットの底部から20cm、平坦地ではアドバンテージホールステンレス枠 のところから地面まで50cmとし、水平に設置する。 (図 3)
プレーヤーは、アドバンテージホール並びにセカンドホールに故意に触れてはならない。(ショットした時にクラブが ボールに触れた場合は、故意と認めない。) 日本TBG協会が認定したコース及び認定大会においては、固定式のアドバンテージホールが望ましい。ホールは 日本TBG協会が認定したものを使用する。
4. 競 技 方 法 (1) 人 数 通常4人1組でプレーする。 都合により3名でもよいが、出来るだけ2名はさける。 (2) 競技の種類 ①ストロークプレー a. スクラッチ競技……グロススコアで順位を決める競技。 b. ハンディキャップ競技…グロススコアからハンディキャップを引いたスコアで順位を決める競技。 ② マッチプレー a. 各ホール毎に勝敗を決める。 b. ハンディキャップを導入することもある。 <3> |
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③ 2人組戦(当協会ではペアーマッチと呼称している。)ワンボールフォアサムとツーボールフォアサムが あり、2人1組で競技すること。 (イ) ワンボールフォアサム スタートで打つ順番を決めて、ホールアウトするまで交互に打つことをいう。 (ロ) ツーボールフォアサム(当協会では、この方式を採用している。) ティショットに限り全員が打ち、各組の良い方のボールを選び、その後は交互にプレーする。 ④ フォアボール 2人対2人が各自のボールをプレーして対抗し、各サイドのベストスコアによって勝敗を競う。 (3) 進 め 方 ① スターティングホールのティーショット(第1打)は、くじ引き、じゃんけん、コイントス等によって順番を決める。 (現在当協会では組合せくじ引きの結果による。) ② ボールがインプレ―のときは、ボールから最も遠いボールを先にプレーしなければならない。(遠球先打) ③ コース内は、ショットマットを使用しなければならない。打つ方向に向かって、ボールの最後方で且つ、球状部分の 真後ろにショットマットの中心線を合わせて地面に平らに置き、羽根の先端をショットマットの先端に揃えて置く。 ④ 2ホール目以降のティーショットの順番は、前のホールで最も少ないスコアのプレーヤーからプレーし、以下順番に プレーする。もし前のホールで2人以上のプレーヤーが同じスコアであった場合は、前のホールのティーショットの 順番に従う ⑤ プレーヤーが、プレーの順番をうっかり間違えてプレーしても罰は無くボールが止まっているところから次の プレーをする。 ⑥ 斜面や、風が強く通常のセットができない場合は、同伴競技者の同意を得てマットからはみ出してセットすることが できる。
⑦ フェアウェー、池等の境界線上のマット使用に際し、セットしたボールがプレー禁止区域(OB区域、池等)となる 場合は、マットをボールの下に差し込んでプレー区域まで前に出しプレーする。(最大ワンマット移動しても良い。)
⑧ 隣のコース内に打ち込んでしまったボールの処置は、同伴競技者の位置確認を得て、事前にコース境界線まで 持ち寄せることが出来る。 ⑨ 打ったボールが他のボールに当たった場合は、自打球はそのままで、当てられたボールは元の位置に戻す。 ⑩ 他のボールがショットの妨げになる場合、妨げになるボールをマークしてもらい打つこととする。 マークしたボールは元の位置に戻す。 <4> |
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⑪ コース内の樹木、植え込みにボールが引っかかったり、入ってショット出来ないとき等は、1打付加して ホールに近づかないコース内地点に戻しプレーする(アンブレアブル) ⑫ ストロークするボールの前方にコースロープがあり、安全上危険と考える場合は、安全と思われる場所まで 下げることが出来る。 ⑬ 雨等で水溜まりがありショットができない場合は、同伴者の同意を得て、ホールに近づかない元の位置に出来るだけ 近い位置に無罰で移動できる。 ⑭ ボールが傷つきプレーに支障がある場合は、同伴者の同意を得て他のボールと替えることが出来る。 ⑮ コース内の人工の障害物及び表示物のため、プレーの妨げになる場合は同伴者の同意を得てホールに近づかない 元の場所に出来るだけ近いプレー可能な所に移動できる。(ニヤレストポイント)この場合罰打なし。 但し、OBの区域内にある人工物については救済されない。また表示物及びロープの固定物は抜いてはならない。
5. 競 技 規 則 (1) ストローク ① ボールを正しく打ち、またボールを打つ意思でクラブを前方に動かすことを、ストロークという。つまりボールを 打つ意思でクラブを振れば空振りであっても1ストロークと数える。 ただし、クラブヘッドがボールに触れる前に、スイングを中止したときは、ストロークを行わなかったとみなす。 ② ボールは、クラブヘッドで正しく打たなければならない。押し出したり、かき寄せたり、あるいはすくい上げては ならない。以上の反則があったときそのストロークが1打、そして2罰打が与えられ合計3打として数える。 ③ 2度打ちは無罰とする。 (2) バンカー ① バンカー内では、ショットマットは使用できない。 ② バンカー内で打つ前に故意にクラブを砂に接触させない事(罰打なし)。 ③ バンカー内のボールの向きを変える場合は、球部を中心にして羽根の向きのみを変える。 ④ バンカーの縁にボールが停止して(バンカー内に入っていない状態)ショットマットが使用できない場合 (マットが砂に触れる場合)、差し込んでプレーする。 ⑤ バンカー内の石、木屑、枯葉(落葉)等は取り除くことができる。 ⑥ バンカーにあるボールをピックアップして、バンカー外からのショットを選択できる。ただし2打罰。 ⑦ ボールがバンカー内か否かの判定基準 ・ボールが球部の一部でも砂と接していれば、バンカー内と判定する。 ・ボールが逆立ちして、羽根がバンカー内にある場合は、球部が砂と接していなくてもバンカー内と判定する。 ・ボールの球部が草部にとどまっている場合は、たとえ羽部が砂に接していてもバンカー外と判定する。 (3) 池 ① ボールがプレーできない池に入った場合、手前に戻って1罰打して次のプレーを行う。 ② ボールの球部が池のロープに接しているときは、池に入ったものとみなす。 ③ 池を超えたが、ショットマットを置くとボールが池に中にある場合は、ボールを拾い上げマットを差し込んで セットし次のプレーを行う。(最大ワンマット前に移動可能) <5> |
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④ 仮設コースにおいては、安全上池の手前のロープより手前に安全な距離まで下げてもよい。
(4) アウト・オブ・バウンズ(OB)とボールの処置 ① アウト・オブ・バウンズ(OB)とは、プレーが禁止されている区域のことをいう。 ② コース境界線は、常設コースの場合、溝又は煉瓦・ロープで標示し、仮設コースコースの場合はロープで標示する。 境界線にボールの球部が真上から見て接していれば(隙間が無ければ)セーフとなる。 ③ コンパス方式 ボールがOBになった場合、1罰打してホールを中心とした円周上のコース内地点に戻し次のストロークを行う。 ④ ドッグレッグ【当協会のルールは別途定める。】 コースが極端なドッグレッグしているときは、コース状況を考慮してローカルルールを定めて競技することが 望ましい。例としては特設ティーを設ける。特設ティーがある場合、OBは全て特設ティーから、無い場合は ホールに近づかないコース内地点から打つ。 ⑤ 溝または煉瓦部分にボールが入っている場合及びロープに真上から見てボールの球部が少しでも接している場合は セーフとなる。コースラインが煉瓦等危険さを伴う場合、ホールに近づかない範囲でコース内のニヤレストポイントに 入れてプレーすることができる。 ⑥ ホールエリアでのOBについては、すべてホールエリアマークの外側から打ち直す。 (ホールエリアとアドバンテージホールの距離は、約5mが望ましい。) ⑦ 飛び地のあるホールの場合 第1打(ティショット)が空振りや、OBの場合は、全て1罰打付加して第3打目を特設ティーからプレーする。 飛び地のあるホールでの第1打のOBボールの処置
(5) プレース プレースとは、ボールを拾い上げて「別の地点」に置くことをいい、規定の方法に従えばペナルティーは無い。 また動物などによりボールが持ち去られるなどした場合、そのボールがあった地点に別のボールを置くことができ、 これもプレースという。下記の方法に従えば、自由にプレースすることができる。この時羽根の向きを変えて プレースしてもかまわない。 <6> |
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① 打つ方向に向けてボールの真後ろに、しかもショットマットの中央の白線に球部を合わせボールに接するように ショットマットを置く。 ② ショットマットを打つ方向にセットしてからボールを拾い上げる。 ストロークが終わるまではショットマットの向きを修正できる。ただし前後に移動させることはできない。 ③ ショットマットの最前方にボールを置く。(羽根の部分も含む) ④ バンカー等縁でボールが止まり、ボールの直後にショットマットが置けない場合は、横または後方に プレースできる。 ⑤ フェアウェー及びホールエリア内でボールがコースラインに近く又は球部が接している場合、プレースに よりボールの球部がプレースによりボールの球部がコースラインの外になるときは、ボールを持ち上げ ショットマットを差し込んでプレースできる(最大ワンマットホールに近づいてもよい。) またボールがセーフでも、マットがロープの上にかかる場合も、最大ワンマット前に移動しても良い。
(6) リプレース(マーカー使用) リプレースとは、拾い上げた、または動かされたボールを「もとの地点」に戻して置くことをいう。ボールを識別する ため、あるいは他のプレーヤーの妨げとなるなどの理由でリプレースすべきボールを拾い上げるときは、マーカーを 使ってボールの真後ろにマークをしなければならない。ただしボールを置くときは、もとの状態に戻す。 (ボールに対しショットマットの置き方)
(7) ホールイン ① ホールインとは、ボールの羽根を除く球部で決まる。 ② ホールインの判定は、ボールを真上から見下ろして行う。 ③ アドバンテージホールは、ステンレス製の枠内にボールが入るか、ステンレス製の枠に球部が接していれば ホールインとする。 ④ セカンドホールは、球部の真上から見てフープに球部が接していれば(隙間がなければ)ホールインとみなすが、 ストローク数に1打加える。 <7> |
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⑤ アドバンテージホールの判定と処理(図4) a. 旗あるいは旗竿に引っ掛かっていればホールインとみなす。 Ⓐ b. ボールがアドバンテージホールの外側に引っ掛かったときⒷ、球部がアドバンテージホール外で 羽根がアドバンテージホールの内側に引っかかったときⒸ、セカンドホールに入ったとみなす。 (8) ホールアウト ① アドバンテージホールおよびセカンドホールにプレーヤー全員ボールを入れたことをホールアウトという。 ② プレーヤーはホールアウト後速やかにボールを拾い上げてホールエリアから離れなければならない。 (9) 誤球と誤記 ① 誤球とはショットを行ったときをいう。 ② 誤球したプレーヤーは、1打罰で元に戻って打たなければならない。誤球に気付かずホールアウトした場合は2打罰。 ただし誤球をされたプレーヤーがすぐ気が付けば自分のボールで自分のボールがあった地点にボールを戻してプレーを 続ける。(無罰打) ③ 誤球されたプレーヤーが誤りに気付かないでそのままプレーを続けホールアウトした場合2罰打を加える。 ④ 提出されたスコアの誤記は、誤記したプレーヤー本人に2罰打を加える。
(10) ティーショットの位置 ① スタート時のティーショットの位置を途中で変更してはならない。 ② 指定された場所以外の所からティーショットをした場合は、正規のティーの位置まで戻り、1罰打とし2打目として ティーショットを行う。 ③ 2打目以降にティーショット位置の誤りに気がついた場合はそのままホールアウトし、2罰打を加える。
(11) ホールの間違え ホールの間違いに気付いた時はプレーを止め、又はそのホールをアールアウトしてから元のホールに戻りプレーを 再開することができる。その場合罰打なしとする。 (参考)当協会では、ペアーマッチのみ通しでプレーし、その他の競技は「アウトコース」➡「インコース」または その逆でプレーする。
(12) 競技終了 ① 各組のリーダー(当協会ではローハンディ1番の方)は、競技終了後速やかにアテストを完了した後、組全員のスコアを まとめスコアカードを速やかに「記録委員」に提出する。ただしペアーマッチは、掲示のみとする。 ② 申告用紙は本人が記入、誤記に注意すること。確認サインはフルネームで記入すること。(当協会では大きな大会のみ この項目は実施。通常は上記) <8> |
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6.ドッグレッグホールのローカルルール
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7. ターゲット・バードゴルフ競技規則による罰打・失格一覧表
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8.コース管理基準
9 附 則 (イ) この規則は、2021年10月12日の臨時役員会にて審議し承認を得る。 (ロ) 2022年1月1日より実施する。 (ハ) 2024年4月13日改訂 ➡ 改定分は青字にて標記 < 11 > |
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北島町TBG協会 競技規則 改訂確認書 2024.4.13
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